オレゴンには数え切れないほどのクラフトビールがあります。その中でも、特に気に入っているブルワリーが3つあります。Hop Valley、Pelican Brewing、そしてHopworksです。どれも、ホップの香ばしさと苦みのバランスが自分の好みにぴったりでした。そこで今回は、この3社の魅力を紹介したいと思います。
1. Hop Valley、ユージーン発の香り高いIPA
Hop Valleyは、2009年にオレゴン州ユージーンで創業したブルワリーです。正確な創業地はスプリングフィールドでした。もともとオレゴン州南部から始まったブランドです。今もIPAを中心とした、個性的なラインナップで知られています。
代表的な銘柄が「Alphadelic IPA」です。松や杏を思わせる香りに、ハーブ系のホップが続きます。苦みはしっかり強めです。しかし、麦芽の甘みがうまくバランスを取ってくれます。そのため、飲み疲れしにくいのが魅力です。
もう1つのお気に入りが「Bubble Stash IPA」です。こちらはMosaic Cryo Hopsという製法のホップを使っています。ハチミツや柑橘、松、パイナップルのような香りが広がります。さらに、後味はクリーンです。香りの華やかさと飲みやすさが両立している一本です。
2. Pelican Brewing、太平洋岸で育ったブルワリー
Pelican Brewingは、1996年にオレゴン州パシフィックシティで創業しました。太平洋の海岸沿いにあるブルワリーです。Hop Valleyのようなホップ全開のスタイルとは違います。バランス重視の、飲みやすいビールが多いのが特徴です。
代表的な銘柄の1つが「Tsunami Stout」です。ダークチョコレートやカプチーノを思わせる香ばしさがあります。じっくり味わいたくなる一本です。また、「Kiwanda Cream Ale」は、フローラルな香りとスムースな飲み口が特徴です。これまでに64個ものメダルを受賞している実力派でもあります。そして「MacPelican’s Scottish Ale」は、銅色の見た目とモルティな香りが印象的な一本です。
3. Hopworks、自転車とオーガニックのブルワリー
Hopworksは、2007年にオレゴン州ポートランドで創業したブルワリーです。オレゴン初の「エコブルワリー」を掲げています。有機ホップや有機麦芽を使ったオーガニックビールに、こだわっているのです。ちなみに、ノースウエスト地域で初めて認証Bコーポレーションを取得した醸造所でもあります。
ユニークなのは、自転車をテーマにした店舗展開です。系列店に「Hopworks BikeBar」があります。ここには、自転車を漕ぐと店の電力になる仕組みまであるのです。しかも、売上の1%は環境保護活動に寄付されているそうです。つまり、ビールの味だけでなく、ブルワリーとしての姿勢にも惹かれているということです。
フラッグシップ銘柄は「Organic IPA」です。柑橘・ストーンフルーツ・マンゴーを思わせる華やかな香りが特徴です。有機麦芽のおかげで、後味はドライですっきりしています。オーガニックだからといって、物足りなさは感じさせません。しっかりした飲みごたえがあります。
3社が好きな理由
Hop Valley、Pelican Brewing、Hopworks。この3社に共通しているのは、ホップの香りと苦みのバランス感覚です。Hop ValleyとHopworksは、IPAらしいパンチの効いた香りと苦みを楽しめます。一方Pelicanは、香ばしさやフローラルさを大事にしています。そのうえで、飲み疲れしないバランスに仕上げているのです。
気分や食事に合わせて、この3社の中から選ぶことが多くなりました。ガツンとホップを感じたいときは、Hop ValleyかHopworksを選びます。じっくり味わいたいときはPelicanです。こうした使い分けが、自分の中でできあがっています。
まとめ
- Hop Valleyはオレゴン州ユージーン発、香り高くパンチの効いたIPAが魅力(Alphadelic IPA、Bubble Stash IPA)
- Pelican Brewingはオレゴン州パシフィックシティ発、太平洋岸のブルワリー(Tsunami Stout、Kiwanda Cream Ale)
- Hopworksはオレゴン州ポートランド発、オーガニック・自転車テーマのエコブルワリー(Organic IPA)
- 3社に共通するのは、ホップの香りと苦みのバランス感覚
オレゴンにはまだまだ知らないブルワリーがたくさんあります。とはいえ、この3社は当分の間、自分の定番であり続けそうです。


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